2011年5月16日月曜日

先送りできない日本

池上彰さんの「先送りできない日本」を読みました。

政治がはがゆい。日本の経済もはがゆい。そう思っていた時、本屋で見つけました。いろんなことを決断せずに先送りしてきたことが、ここにきてどうしようもなくなってきた。

原発の問題も専門家は当初からこのようなとんでもない事態をわかっていたのではないかと思います。はっきりとした証拠がえられなかったので、公表しなかったのではないか。推進してきた人たちはそういった状態を事実として認めたくなかったのではないか。そういうこともあって、根本的な対策を先送りしてしまい、あとの祭りになったのではないでしょうか。

事故があってすぐの時に中性子が屋外で検出されたというニュースを聞いて、それって放射化された核燃料の一部が飛び出してきていると思いました。しかし、ずっと、「とじこめ」の原則は確保できていると政府はいい続けてきました。しかし、中性子は内部と外部がつながってしまったことの証拠、閉じ込めの状態は破られてしまっていることの証だったと思いました。

エネルギー供給で原発をどう扱うかも先送り。年金、国債問題も先送り。簡単な問題ではないですが、もう、腹をくくってやるしかないのではないかと思います。50年前にもどれと言われるとさすがに厳しいですが、20年くらい前の生活状況なら我慢できそうな気がします。

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