2011年6月18日土曜日

リスク

経済産業相が安全対策についてできていることを地方自治体に説明、再稼動を要請するという記事がでていました。いままで、国と電力会社はきちんとした安全対策をとってきたと言ってきた結果が、現状況です。また、同じことをしているように見えます。まず、今は、いくら説明してもだれも信用してくれないところから物事を考える必要があります。

まず、実施するなら、対策をとりましたからこの位の地震津波では大丈夫ではなくて、原発は危険で事故は起こりうるという視点に立てないとだめだと思います。もちろん、起きない対策は言うまでもありませんが、起きたら初動はどうするか。どうやって飛散や汚染の広がりを回避するのか。核のごみはどうするのか。どう住民は避難するのか。責任はどこがどのように持ち、どういう責任の取り方をするのか。安全対策のコストも含めて原発は安価なのか。そこまでの内容が説明されないといけないと思います。

知人が言ってました。安全対策については国民も反省すべき点があると・・・。本当は危険なものなので、そのことは国も電力会社も十分わかっていても、厳重な対策がとれなかった。危険だから巨額の投資を行って安全策を講じようとしたら、国民はそんな危険なものを作らなくていいという。だから、国も電力会社も適当なところで、安全だといったにちがいない。事実かどうかは知りませんが、あらゆるものにはリスクは付き物です。

日本という国は他の国とくらべても安全な国です。そのせいか、他人には安全を求めますが、自分ではリスクはとらない国民だなと最近つくづく思います。現在の国と電力会社の対応の仕方をみていてもそう感じます。

癌と診断されたとき、治療をしてもらいその最終結果は自分が受け入れざるを得ないものと強く思いました。もちろん、お医者さんはベストな解を提示してくれますが、決めるのは自分です。その決定のリスクは自分がとらなければならないのです。癌と診断されるなんて自分にとっては予想外の大きな津波でした。でも、どんな結果になろうともそれは誰の責任でもない、自分の責任でもないかもしれない。しかし、リスクだけはとらないといけないのです。

原発の問題については自分がその決定に参加できず、結果だけをあまんじて受けないといけないというのは、少々、納得のいかないところです。せいぜい、国会議員を選ぶくらいですかね。せめて、国会議員が決定に参加し、原発廃止にYESだったのかNOだったのかを明確に国民に明らかにして欲しいです。自分と反対の意見に一票を投じた国会議員には、次回の選挙では絶対入れない。

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